兎角日記〜ADHD治療薬 コンサータについて〜

兎角日記

こんにちは。
二タ見宇兎丸です。

授業が始まり、子供たちは、
「ああ、こんな感じだった」と
勘を取り戻そうとしております。

以前から度々触れている通り、
僕は発達障害やその他の精神疾患、
代謝異常症に関連する薬を色々と飲んでいます。

今回はその中でも、
僕の日常生活への影響がとびきり大きい
ADHDの治療薬「コンサータ」について
書いていこうと思います。

最初に大事なことを書いておきます。

この記事は、
コンサータを服用している僕個人の体験談です。

効き方や副作用には個人差がありますし、
服用するかどうか、服用量をどうするか、
休薬日を設けるかどうかなどについては、
必ず医師の指示に従ってください。

その上で、
「実際に飲んでいる人間はどんな感じなの?」
という一例として読んでいただければと思います。

コンサータは、
すっごく簡単に僕の体感だけで言えば、

「集中しやすくなって、眠気に邪魔されにくくなる薬」

です。

……危ないクスリみたいですよね。

実際、コンサータは取り扱いが厳格に管理されている薬です。

処方する医師や医療機関、調剤する薬局、
そして患者も管理システムに登録された上で
処方・調剤されます。

そんなコンサータを、
僕は長く服用しています。

僕にとって非常に大きいのが、

「飲んでいる時の自分なら、
少し好きになることができる」

ということです。

何をするにも頭の中が騒がしくて、
すぐに眠くなって、
やる気が起きなくて、先延ばしばかりして。

そんな自分を誰が好きになれるでしょう。

少なくとも僕は、
なかなか好きになれません。

でもコンサータを飲むと、
僕の場合は頭の中が整然として、
シャキッとします。

現実へのピントが合って、
頭の回転と行動が噛み合うような感覚です。

たとえば、コンサータを飲んでいない時が、

軽いギアの自転車を空回りさせながら
全速力で漕いで、
結果、ハンドルまで暴れている状態だとしましょう。

コンサータを飲むと、
ギアが適切な重さになる。

ペダルを踏めば踏んだ分だけ、
しっかり前へ進む。

漕ぎ出そうと思った時に、
ちゃんと自転車が反応してくれる。

僕にとっては、そんな感じです。

基本的にブログの記事を書くのは平日なのですが、
これも僕がコンサータを服用する日だからです。

休日の僕に、
同じ調子で文章を書けと言ってもなかなか難しい。

こうやって聞くと、
コンサータは魔法の薬のように聞こえますよね。

もちろん、そんなことはありません。

薬である以上、副作用があります。

僕自身も服用する中で、
食欲や睡眠、感覚の鋭さなど、
体調の変化を感じることがあります。

そして、僕が特に困っているのが
「薬を飲まない日のしんどさ」です。

僕の場合、
連日服用した後の休薬日は
とにかく疲労感や眠気が強く、
ほぼ一日寝ていることもあります。

感覚としては、

「コンサータで得た集中力と瞬発力の
ツケが一気に来た」

という感じです。

ただし、これはあくまで僕の体感です。

実際にエネルギーを「前借り」している、
という意味ではありません。

僕自身がそう表現すると
一番しっくりくる、というだけです。

また僕の場合、
連続服用3日目あたりはなぜかしんどく、
効き方も弱いように感じることがあります。

ところが4日目、5日目になると
また普通に頑張れたりします。

これが薬そのものによるものなのか、
睡眠や疲労、仕事のリズムなど
別の要因によるものなのかは分かりません。

薬の効き方というのは、
なかなか一筋縄ではいかないようです。

休薬日の過ごし方についても、
僕は自分の生活リズムに合わせています。

ただし、
「効きを良くするために休薬日を作ろう」
と万人におすすめできるものではありません。

服用日や休薬日の設定は、
処方している医師と相談して決めるものです。

また、休薬日なのに妙に活動的だったり、
反対に急に電池が切れたようになったりすることも、
僕にはあります。

以前はこれを自分の中で
「前日の薬のブースターかな?」
などと呼んでいました。

ただ、本当に前日のコンサータの薬効が
そのまま残っているのかは僕には分かりません。

単に前日のコンディションや睡眠、
疲労などが影響している可能性もあります。

ですので今では、

「休薬日の調子にも結構ムラがある」

くらいに考えています。

コンサータには
18mg、27mg、36mgの錠剤があり、
医師が状態を見ながら服用量を調整します。

僕の場合は、
現在処方されている量で生活しています。

そして、この薬で特に注意したいことの一つ。

コンサータは、
薬が徐々に放出されるように作られた徐放錠です。

その仕組みを利用して長時間作用するように
設計されているので、
自分の判断で割ったり、砕いたり、
噛んだりして飲む薬ではありません。

「今日は半分くらい効けばいいから半錠」
という使い方はできない、ということですね。

とりあえず、
今パッと思いつく僕の使用感は
このくらいでしょうか。

僕にとってコンサータは、

飲めば何でもできる魔法の薬でもなければ、
ただ怖いだけの薬でもありません。

頭の中の騒がしさを少し整理して、
自分の意思と行動を
噛み合わせやすくしてくれる薬です。

その代わり、
体調を観察したり、
医師と相談したりしながら付き合っていく必要があります。

僕にはかなり相性のいい薬でした。

だからこそ、
「コンサータを飲んだ僕」と
「飲んでいない僕」の両方を知りながら、
これからも上手く付き合っていければと思っています。

また使用感について何か思いついたり、
書きたいことが溜まってきたりしたら、
続きを書こうと思います。

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